告知

死刑執行の本人告知、「当日の朝」変更せず (www.asahi.com 2013年3月5日20時35分)
 
 死刑の執行を当日朝に死刑囚に告知する現在の方法について、政府は5日、「現時点で変更する予定はない」とする法務省作成の答弁書閣議決定した。石川知裕衆院議員(新党大地)の質問主意書に答えた。
 
 告知の時期については、民主党政権時代に小川敏夫法相(当時)らが、非公開の政務三役会議の中で、現在の「執行当日の朝」のままでよいかなど、変更を検討する意向を示していた。
 
 谷垣禎一法相はこの日の閣議後会見で「過去に事前に告知していたこともあったが、自殺者も出た。そういうことも考慮して、現在は当日告知する運用になっている」と説明した。法務省によると、1970年代後半からは当日朝に告知する運用にしているという。