失われたハクチョウ

ハクチョウ飛来50羽だけ 福島・楢葉、震災で激減 (www.asahi.com 2013年1月10日7時59分)
 
 福島県楢葉町の木戸川河口にハクチョウが飛来し、羽を休めている。だが50羽ほどと、例年に比べて激減した。付近は道路の舗装が壊れ、電柱が倒れるなど、地震津波の爪痕が生々しく残る。警察の捜索も続いている。
 
 震災以前は、町内の農業用ため池にも約千羽が訪れていた。楢葉町の白鳥を守る会の松本重義会長(62)は「昨年、警戒区域でえさをやりに行けなかった影響が大きい。早く戻ってきてほしい」と話していた。