生命の「糖」

400光年先の星に生命の要素 電波望遠鏡が「糖」発見
 (www.asahi.com 2012年9月25日11時59分)
 
 国立天文台などは、地球から400光年離れた赤ちゃん星の周りのガスの中に、生命の構成要素となる糖が見つかったと発表した。日本も建設・運用に参加している南米チリの砂漠にある電波望遠鏡群「ALMA(アルマ)」が観測した。
 
 グリコールアルデヒドと呼ばれる簡単な糖で、へびつかい座の方向にある赤ちゃん星から28億7千万キロ(太陽と天王星の間の距離に相当)ほど離れたところで見つかった。ここはこれから惑星ができるところで、生命の構成要素は、惑星ができる前からできている可能性を示している。