ノーベル経済学賞に米の2氏

ノーベル経済学賞に米の2氏 経済政策変更の影響を分析 (www.asahi.com 2011年10月11日9時41分)
 
 スウェーデン王立科学アカデミーは10日、2011年のノーベル経済学賞トーマス・サージェント米ニューヨーク大教授(68)とクリストファー・シムズプリンストン大教授(68)に贈ると発表した。
 
 中央銀行や政府の経済政策の変更が、国内総生産(GDP)やインフレなどにどう影響を与えるかを分析する研究が評価された。中央銀行金利を上げ下げするときのインフレ目標など政策のルールが変わったときに、実体経済が受ける影響などを分析した。
 
 シムズ氏は電話会見で、最近の米国などの経済政策についての評価を導き出すことができるかを聞かれ、「私の研究は現在の状況について、直接何かを示唆するものではない」とだけ語った。