ノルウェー 凄惨な週末

オスロ 23日 ロイター] ノルウェーの警察当局は23日、首都オスロ郊外のウトヤ島で起きた銃乱射事件で、少なくとも80人の死亡が確認されたと明らかにした。オスロの政府庁舎付近で発生した大規模な爆発事件でも7人が死亡しており、2つの事件による死者は少なくとも87人に上った。
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 2つの事件は当初、イスラム武装組織アルカイダの犯行を示唆する特徴があるとされていたが、専門家の間では右翼の過激派による犯行の可能性があるとの見方が出ている。
 

ノルウェー首都中心部でテロ 複数回爆発、死傷者 (www.asahi.com 2011年7月23日1時1分)
 
 ノルウェーの首都オスロ中心部で22日午後3時半(日本時間午後10時半)ごろ、大きな爆発があり、地元メディアによると少なくとも2人が死亡、数十人が負傷した。ストルテンベルグ首相の執務室が入る政府庁舎や新聞社の建物が破損したが、首相は無事だという。地元警察当局は、爆弾によるテロと発表した。
 
 警察当局によると、爆発は複数回。米ABCは米政府筋の話として、自動車爆弾が使われたと報じた。
 
 英BBCの映像を見ると政府庁舎の窓ガラスは粉々に砕け、路上にはがれきが散乱。車も横転していた。現場は官庁街で、夏休みシーズンのため人通りは少なかったとみられる。