3rd day in the hospital

 6時過ぎ、室内点灯。病室を訪れた医師、看護師さんに排尿痔の痛みを説明。検温、血圧測定では異常なし。採血も行う。8時頃、看護師さんにトイレの前まで付き添ってもらい、これ以降、自力での歩行が許可となる。
 9時過ぎ、青年医師(愛嬌あるクマさんのようなタイプ)による回診。腹部のキズを確認し、「経過良好」とのこと。
 ただし、昨夜ほどではないにせよ、排尿痔の痛みは終日持続する。
 
 11時、看護補助のおばさんに連れられ1階のレントゲン室へ。胸部、腹部撮影。お昼に水分(ほうじ茶)が供せられ、服薬開始。痛み止めとしてロルフェナミン錠60mg、胃粘膜保護のためムコスタ錠100mg、以上を毎食後5日間。ほかに細菌による感染症予防としてセフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg「サワイ」を毎食後3日間。
 
 午後は取りあえず、癒着や合併症の予防のため、病院内をあてもなく歩行する。ただし、まだ下半身によく力が入らないので、主には病室に詰め、ベッドの上で本など読んで過ごす。持参したのはウィリアム・マクニールの『世界史』(上)。ベッドに横になることも多し。15時45分頃、看護師さんがやって来て、本日分の点滴が終了。ひとまず点滴台から解放され、ほっとする。
 
 18時、夕食。メニューは重湯150gにコンソメスープ、卵豆腐、牛乳パックといったところ。『松丸本舗の挑戦 松岡正剛の書棚』などを読み、消灯後はFMラジオ、3夜連続で大沢たかおの「JET STREAM」などを聴いて過ごす。