The Saint Catherine Monastery in Sinai

キリスト生誕の地でクリスマスミサ 中東和平実現祈る (www.asahi.com 2010年12月25日10時49分)
 
 キリスト生誕の地とされるヨルダン川西岸ベツレヘムにある聖カテリナ教会で、24日深夜から25日未明にかけて恒例のクリスマスミサが催され、教会や前の広場は多くの訪問者でにぎわった。
 
 AP通信によると、トゥアル・エルサレム大司教は「我々の教会の鐘の音が、中東に響く武器の音を消し去りますように」と述べ、中東和平の実現を祈った。
 
 パレスチナ和平を目指す直接交渉は今年9月、約1年9カ月ぶりに再開したが、イスラエルによる占領地でのユダヤ人入植を巡って頓挫。一方で、ヨルダン川西岸の治安は改善しており、パレスチナ自治政府によると、今年、ベツレヘムを訪れた巡礼者や観光客は計145万人に達したという。