ネズミ、「ノルウェイの森」をかじる

 内田樹が、今年12月11日に日本公開される映画『ノルウェイの森』の先行批評をブログに公開している。
 
 http://blog.tatsuru.com/2010/10/28_1451.php
 
 ノルウェイの森』の場合、なにしろ累計発行部数が1000万部を超えた「超ベストセラー」です。
 僕だって三回読んでしまったくらいですから、「原作を読んでないふりをして映画を見る」ということは不可能です。

(「内田樹の研究室」 2010.10.28 「映画『ノルウェイの森』を見ました」)
 
 ぼくも本書は87年9月に刊行されてすぐに購入し、たぶんそれなりに面白く読んだとは思うけれど、内容はさっぱり覚えていない。前作長編『世界の終りと…』に比べると、正直いささか肩すかしを食らった記憶だけがぼんやりと残っている。
 
 でもそれはたぶんその当時の読みが甘かったんだろうと思い、内田樹にならって再読することに。あいにく、この本は同僚のkoma2さんにあげてしまっていたので、貸してくれるように頼んだところ、
 
 
  ( ・e・)<段ボール箱に詰めたので分からないのだ
 
 
  ( ・e・)<もしかしたらネズミがかじってるかも?
 
 
 とのこと。
 
 …23年ぶりに文庫本を購入することとなった。
 

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)