国家があなた方にしてくれることを問うのではなく…
ケネディ大統領のスピーチライター、ソレンセン氏死去 (www.asahi.com 2010年11月1日10時10分)
ケネディ大統領のスピーチライターで、側近中の側近として知られた元大統領補佐官のセオドア・ソレンセンさんが10月31日、脳卒中の合併症のため、ニューヨーク市内の病院で死去した。82歳だった。ホワイトハウスが発表した。
米メディアなどによると、ネブラスカ州生まれ。大学卒業後の1953年、上院議員だったケネディ氏のスタッフに加わり、ピュリツァー賞を受賞したケネディ氏の著書執筆への協力や、大統領選などを通じて同氏との関係を深めた。
スピーチライターとしては「たいまつは新しい世代に引き継がれた」「国家があなた方にしてくれることを問うのではなく、国家のために何ができるかを問おう」(61年の大統領就任演説)など、歴史に残る数々の演説を手がけた。62年のキューバ危機の際は、米ソの武力衝突回避につながったとされるフルシチョフ・ソ連首相にあてた書簡の起草にかかわった。
- 作者: ジョン・F・ケネディ,宮本喜一
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