ノーベル経済学賞はP・ダイヤモンド、D・モルテンセン、C・ピサリデスの3氏

ノーベル経済学賞、米英の3氏に 失業問題など研究 (www.asahi.com 2010年10月11日20時45分)
 
 スウェーデン王立科学アカデミーは11日、2010年のノーベル経済学賞をピーター・ダイヤモンド米マサチューセッツ工科大教授、デール・モルテンセン米ノースウエスタン大教授、クリストファー・ピサリデス英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授の3人に贈ると発表した。3人は失業や求人、賃金などが規制や経済政策からどんな影響を受けるかを分析した。記者会見したピサリデス氏は、現在の失業問題について「失業者を長く失業状態に置かないことが一番大事だ。何らかの労働経験を持たせることが必要だ」と語った。
 
 授賞式は12月10日にストックホルムで行われる。賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億2千万円)。