ねじれ

 東京は午後3時過ぎ頃から、一時的に強い雨が降る。7時半過ぎ、近くの小学校へ投票に。

連立与党、過半数割れが確実に (www.asahi.com 2010年7月11日22時55分)
 
 11日投開票の参院選で、民主、国民新党の連立与党は、非改選議席と合わせても過半数を確保できないことが確実になった。参院で野党が多数を占める「ねじれ」状態となり、民主党は厳しい国会運営を迫られることになる。
 
 
谷垣総裁は満面の笑み 「民主の政治は迷走・暴走した」 (www.asahi.com 2010年7月11日23時43分)
 
 東京・永田町の自民党本部4階に設けられた開票センター。11日午後9時54分に入った谷垣禎一総裁は笑顔を浮かべ、大島理森幹事長や石破茂政調会長と両手でがっちり握手をした。
 
 改選議席を大きく上回り、目標だった「与党の過半数割れ」は確実な情勢。谷垣総裁は、今回の選挙結果の要因について「民主党の政治が相当迷走し、暴走したという認識を有権者は持ったのではないか。消費税についてもそうだし、普天間も迷走を繰り返した揚げ句、ガタガタになった。これでは任しきれん、という感じを有権者は持っているのではないか」と話した。
 また、消費税増税の議論については、「民主党マニフェストで相当無理なばらまきを行っているが、その辺を整理してくれば、いつでも議論に応じる用意はある」と述べた。
 
 新たに当選確実の一報が出た候補者の名前への花付けでは、谷垣総裁は、隣に座っていた大島幹事長に「幹事長も一緒に」と促し、候補者名が並ぶボードに2人で花を付け、満面の笑みをみせた。周囲に座った役員からも歓声や大きな拍手が起こった。
 
 野党転落後、初の大型国政選挙に臨んだ谷垣総裁は、「与党の過半数阻止」を掲げ、米軍普天間飛行場の移設をめぐる民主党の迷走や、政治とカネ問題を追及。公示直前に菅直人首相が打ち出した消費増税議論について、「自民党との違いを隠して選挙に勝つための手練手管」「ばらまきのマニフェストを撤回すべきだ」と批判に力を入れた。