トッド来日

 
 帰りにBook 1stで小1時間ほど本を眺め、8時過ぎに都庁に通じる地下街を駅に向かって歩いていると、天井の一部からかなりの量の雨水が漏れているのが見えた。暫くして轟音が聞こえ、タクシー乗り場のロータリーに出ると激しい雨。髪の毛をぐっしょり濡らして歩いている人もいたから、かなり突発的な雨だったのだろう。半時間ほどして地元の駅に着いたら、地面には雨跡もついていない。キオスクで買ったビニール傘が無駄になった。
 
 明日は世界的ベストセラー『帝国以後』の著書で知られる人口統計学者・人類学者・歴史家のE・トッドが、青山学院大学で開催される国際シンポジウム「『帝国以後』の世界 世界経済危機と『デモクラシー以後』」に出席するという。一瞬、なぜ青学なのかと思ったが、トッドの主著書を訳している石崎晴己が同大の総合文化政策学部長を務めていることに気がついた。石崎氏はあのベルナール=アンリ・レヴィの大著『サルトルの世紀』も訳している。その割に、モデレーターにもパネリストにも同氏の名前は見当たらないのだが。。
 

デモクラシー以後 〔協調的「保護主義」の提唱〕

デモクラシー以後 〔協調的「保護主義」の提唱〕