地震多発地帯から

スマトラ地震、死者500人超える 約500棟が倒壊 (www.asahi.com 2009年10月1日20時56分)
 
 インドネシアスマトラ島沖で9月30日夕(日本時間同日夜)に起きた地震で、社会省当局者は1日、AP通信などに「少なくとも529人が死亡した」と述べた。今も数千人ががれきの下に閉じこめられているとの情報があり、保健省当局者はロイター通信に「死者が数千人に達する可能性もある」と語った。今後の捜索で、犠牲者はさらに増える恐れがある。
 
 国家災害対策庁の報道官によると、約500棟の建物が倒壊したという。同国政府は1千万ドル規模の緊急援助の実施を表明し、1日から仮設テントや食料などの救援物資のほか、医療チームや軍、警察の救助部隊などの派遣を本格化させたが、被災地周辺の道路は所々で寸断されており、復旧にはかなりの時間がかかりそうだ。