The Terminal Beach

 Book 1stにて、Sさんお勧めのJ・G・バラード『終着の浜辺』(創元SF文庫)を購入。松岡正剛は、バラードの『時の声』を紹介した「千夜千冊」中で、「学生時代やそのあとの数年は(本の)カバーをすぐにはずしてしまうクセがあった。」と述懐しているが、それはぼくの若い頃のクセと全く同じで、妙に納得してしまった(ただ、バラードに惚れ込んだ若き日のセイゴウは、直ちにロンドン郊外の自宅を訪ね、そのカバーの外れたバラードの文庫本に、次々と自筆のサインをしてもらったというからすごい)。
 
 ほかに、新刊でもないのに竹内薫の『シュレディンガーの哲学する猫』(中公文庫)がなぜか山積みされていたので購入。
 

終着の浜辺 (創元SF文庫)

終着の浜辺 (創元SF文庫)