よみがえる縄文

列島創世記(日本の歴史 第1巻)/松木武彦
 
「認知考古学」という視点から、日本列島にヒトが初めて登場した4万年前(旧石器時代)から縄文時代弥生時代を経て、世界的にも類を見ない大規模な古墳が集中的につくられる古墳時代に及ぶ列島の歴史を叙述する。
 
 文字の存在しない時代=土器や古墳など「もの」そのものがメッセージであり、「もの」がヒトの行動を規定する
 → 「認知考古学」の試み
 
「もの」(例、巨大古墳群)がそのように「あらねばならなかった」必然性とは何か?