ポールからジョンへ

五輪閉会式で英ミュージシャンら熱唱、Ｊ・レノンも「登場」　（www.asahi.com　2012年8月13日14時41分）
　
　［ロンドン　１２日　ロイター］　ロンドン夏季五輪は１２日、ロンドン東部の五輪スタジアムで閉会式を行い、１７日間にわたって開催された大会に幕が下ろされた。
　
　閉会式では出場選手らの入場後、「英国音楽のシンフォニー」をテーマに、ロックバンド「ザ・フー」、ジョージ・マイケル、スパイス・ガールズ、テイク・ザット、ペット・ショップ・ボーイズなど、同国を代表するミュージシャンらが演奏を披露した。
　
　会場の巨大スクリーンには、１９８０年に死去したジョン・レノンが「イマジン」を歌う映像が流されたほか、１９９１年に亡くなった「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーもスクリーンでよみがえり、会場から大歓声が沸いた。
　
　このほか、ナオミ・キャンベルやケイト・モスなど英国出身のスーパーモデルも出演。閉会式の終盤では、次回の夏季五輪の開催地であるブラジルのリオデジャネイロに五輪の旗が引き継がれ、会場ではカーニバルのダンサーらが登場。サッカーの伝説的選手として知られる元ブラジル代表のペレの姿も見られた。
　
　会場の五輪スタジアムは、８万人の大観衆で満員となり、閉会式はロンドンの観光名所のレプリカを使用したセットが組まれ、英国音楽の過去５０年間を振り返る内容となった。