象徴としての4号機

福島4号機、まるで爆撃の跡 原子炉建屋内部を初公開 (www.asahi.com 2012年5月26日19時44分)
 
 政府と東京電力は26日、爆発した福島第一原発4号機の原子炉建屋内部を報道陣に公開した。建屋内部の公開は事故後初めて。廃炉に向けた作業が最も進む4号機だが、依然としてがれきが建屋内に大量に残り、困難を極めている。余震による再事故の危険性も抱えている。
 
 報道陣は、現場視察した細野豪志原発担当相に同行した。いまだ危険なため、東京新聞や読売新聞など記者の数を限定し、代表取材というかたち行われた。
 
 4階に上がると、一気に明るくなり視界が開けた。海側の壁が爆発で吹き飛び一面ない。がれきの撤去進んでおらず、ほぼ事故当時のまま。戦場で爆撃された跡のようだ。配管が激しく曲がり、鉄骨もアメのように曲がりさび付いている。