まずは生きていること

首都直下地震帰宅困難者989万人 内閣府が試算 (www.asahi.com 2012年5月16日19時22分)
 
 首都直下地震で989万人の帰宅困難者が生じ、自宅に送り届ける手段として主にバスを使うと「最大6日」かかるという試算を内閣府がまとめた。国が車を使った帰宅困難者の搬送日数を具体的に示したのは初めて。一方で、自宅に帰れない人が身を寄せる施設の整備や食糧の備蓄は進んでおらず、対策が急がれる。
 
■バスで移動の場合、家まで「最大6日」
 
 内閣府はまず、国土交通省が2008年に首都圏での人の動きを調べたパーソントリップ調査をもとに、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城(南部)の5都県で「日中に自宅から2キロ超離れた場所にいる人」を1370万人と仮定した。この中には会社勤めや学生のほか、観光客や買い物客らも含まれている。