桜色のエンパイア・ステート・ビルディング

エンパイアステートビル「桜色」に 寄贈100年を記念 (www.asahi.com 2012年4月28日22時22分)
 
 ニューヨークの象徴、エンパイアステートビルが27日夜から「桜色」にライトアップされ、摩天楼の中でひときわ輝いた。29日夜まで3日間続く。
 
 1912年に日本からニューヨークとワシントンに桜の木が贈られてから100年となるのに合わせたイベント。今もポトマック川沿いで咲く桜が観光名所となっているワシントンと対照的に、市内各地に植樹されたニューヨークは今では植えられた場所もはっきりしないが、記念事業や新たな植樹も行われている。
 
 エンパイアステートビル東日本大震災の後には、紅白の照明を使って「日の丸」のライトアップをし、復興を願った。今回もビル側から「震災を風化させないためにも、何かしたい」と申し出があり、ニューヨーク総領事館が桜寄贈にちなんだ色合いを提案したという。