震度7

想定より広い範囲で震度7のおそれ 文科省PTが分析 (www.asahi.com 2012年3月7日22時20分)
 
 首都圏直下で起こる可能性がある地震を調べていた文部科学省のプロジェクトチームは7日、東京湾北部でマグニチュード(M)7級の地震が起きた場合、東京湾沿岸の広い範囲で震度7の揺れに見舞われる恐れがあると明らかにした。
 
 チームは、首都圏の地下構造を調べ、地震を起こすプレート(岩板)の境界が従来の想定より10キロ程度浅い場所があることを突き止めた。浅いと強い揺れが地表に伝わりやすくなる。
 
 調査で得られた地下構造から東京湾北部で地震が起きると想定して計算したところ、国の中央防災会議の想定より強く揺れる恐れがあることがわかった。湾岸部を中心に東京都以外にも神奈川県や千葉県の一部が震度7になる可能性があるという。