科学者の受難

核施設勤務の大学教授が爆死 イラン「米国など関与」 (www.asahi.com 2012年1月11日21時1分) 
 
 イランの首都テヘラン北部で11日朝、車が爆発し、イラン国営通信は大学教授のモスタファ・アフマディロウシャン氏と運転手が死亡したと伝えた。同氏の専攻は化学工学。中部ナタンズのウラン濃縮施設でも勤務していたという。
 
 背景は不明だが、ラヒミ第1副大統領は「帝国主義者たちの工作員が関与した」と述べ、イスラエルや米国が関与したテロとの見方を示した。
 
 報道によると、バイクに乗った男がマグネット式の爆発物を車に付着。その直後に爆発が起きたという。イランでは2010年1月と11月にも、似たような手口で核科学者らが爆死する事件が起きている。