文化体制改革の深化

中国、世代交代は12年後半に 6中全会閉幕 (www.asahi.com 2011年10月18日20時49分)
 
 北京で開かれていた中国共産党の第17期中央委員会第6回全体会議(6中全会)は18日、4日間の日程を終え閉幕した。新華社通信によると、会議は「文化体制改革の深化」などに関する決定を採択。党指導部の大幅な世代交代が進む第18期党大会を来年後半に開催することを決めた。
 
 文化体制改革は、中国が急速な経済発展に見合ったソフトパワーの発信力を高める「社会主義文化強国」の建設を目指すものだ。同時に、インターネットなどのメディア管理を強化し、党の指導に対する思想引き締めも図る。
 
 中国中央テレビが伝えたコミュニケによると、会議では胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席(党総書記)が演説し、昨年の5中全会以降の党政治局の取り組みを説明。これを受け、文化体制改革などに関する決定の採択が行われた。