核燃料損傷

2号機の屋根から白煙 福島第一原発 (www.asahi.com 2011年3月21日19時47分)
 
 東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原発2号機で21日午後6時20分ごろ、原子炉建屋の屋上の屋根の部分で白いもや状の煙が出ているのが確認された。東電が発表した。
 
 
3号機から「やや灰色がかった煙」 福島第一原発 (www.asahi.com 2011年3月21日17時20分)
 
 東京電力は21日、東日本大震災で被害を受けた福島第一原発3号機で同日午後3時55分ごろ、原子炉建屋の屋上の南東よりの場所から、やや灰色がかった煙が発生しているのが見つかった、と発表した。煙は使用済み燃料プールがあるあたりという。電源復旧にあたっていた作業員を一時避難させ、現場を確認している。煙は少なくなっているという。当時は放水していなかった。
 
 
福島第一原発、基準6倍のヨウ素検出 核燃料の損傷確実 (www.asahi.com 2011年3月21日11時14分)
 
 東京電力福島第一原発で、基準濃度の6倍のヨウ素131が検出された。セシウムも見つかった。東京電力が21日発表した。いずれも核分裂によってできる代表的な物質で、原子炉や使用済み燃料プール内の核燃料が損傷していることが確実になった。
 
 東電が、1号機の北西約200メートルの空気中から採取した物質を19日、事故後初めて調べた。
 その結果、ヨウ素131の濃度は1ccあたり5.9ミリベクレルだった。1年吸い続けると、300ミリシーベルト被曝する濃度だ。作業員は、体内に入らないようにマスクをして作業している。このほか見つかったのはヨウ素132が2.2ミリベクレル、133が0.04ミリベクレル、セシウム134と137がいずれも0.02ミリベクレルだった。
 
 分析装置のある福島第2原発に持ち込む必要があり、時間がかかっていた。