ポランスキーの復権

ポランスキー氏に監督賞 仏映画セザール賞 (www.asahi.com 2011年2月26日21時5分)
 
 フランス映画の年間優秀作品を選ぶセザール賞の授賞式が25日、パリであり、米国で少女と性的関係を持ったとして国際手配され、スイスで軟禁状態に置かれた後に昨年釈放されたロマン・ポランスキー氏(77)が、映画「ゴースト・ライター」で監督賞を受け、復活を印象づけた。
 
 一方、最優秀作品賞に選ばれたのは、アルジェリア内戦下で起きたイスラム過激派によるフランス人修道士誘拐事件の実話をもとに、イスラム教徒とキリスト教徒の共存を問いかけたグザビエ・ボーボワ監督(43)の「神々と男たち」だった。