レインボーステージを見よ

夏の後半にやってくる夢の2日間/サマソニ2012総括 (www.asahi.com
 
 日本の都市型フェスの象徴、サマーソニック2012が8月18、19の両日、関東(千葉・幕張)と関西(大阪)で開かれた。13回目の今回は、海外からはグラミー賞を受賞したグリーン・デイとR&Bの世界的な歌姫リアーナの大物2組がそろい踏み。シガー・ロスジャミロクワイなども登場し、国内からもパフューム、ももいろクローバーZら旬の人気者が参戦。両会場とも激しい雷雨に見舞われ、機材トラブルなどで出演中止が出るなど波乱の2日間だったが、多数の来場者が豪華アーティストのステージをはしごするという至福の時間を味わった。
 
■暑くて、熱い 夢の2日間 (東京会場レポート、抄録)
 
 グリーン・デイとリアーナ。世界のミュージックシーンをリードする二大スターの参戦が発表されたのは2月のこと。ここからシガー・ロス、ピットブル、ケシャ、きゃりーぱみゅぱみゅ…。トドメは7月の「ももクロ」。日本を代表する都市型フェスは今年も、あっと驚くラインナップでファンのハートをつかみ、大盛況のうちに幕を閉じた。
 
 2日目、午後のマリンはテクノあり、ヒップホップあり、R&Bありのお祭り状態に。パフューム、ピットブル、ケシャ、ジャミロクワイ、そしてトリのリアーナまで実に7時間。アーティストも観客も汗だくで駆け抜けた。その頃、メッセのレインボーステージでは、ももいろクローバーZが圧巻のステージを展開。「アイドルなりのロック魂を見せつけてやる」と宣言した通り、5人は歌に踊りに「全力」のパフォーマンスを披露。後方までぎっしり詰めかけた聴衆は拍手喝采で、会場は曲に合わせて振られるペンライトの波で埋め尽くされていた。
 
 夏の後半にやってくる夢の2日間。トップアーティストのパフォーマンスに酔いしれに、仲間や恋人との思い出作りに。
 
 来年もサマソニに行こう。