私は死にません

中国活動家「自殺しない宣言」次々と 当局への不信感か (www.asahi.com 2012年6月12日21時15分)
 
 私は絶対に自殺しません――。中国国内で民主化を求めるなどしている人々が、次々とそう宣言している。湖南省の李旺陽氏(62)が6日に遺体で見つかり、当局が自殺と発表したことがきっかけ。当局が変死に関わっているのではとの不信感の表れだ。
 
 李氏は1989年の天安門事件当時、労働者団体のリーダーとして同省邵陽市でデモなどを行い、反革命宣伝扇動罪で投獄された。
 
 釈放後、当局の監視下で病院に入院していたが、香港の報道などによると、病室の窓枠に結んだ細い布で首をつった状態で見つかった。同氏は2日に香港メディアの取材を受け、天安門事件の再評価を訴えたばかり。家族らは動機がないとして当局の説明に強い疑問を示している。