バチカンの声明

イスラム教、ユダヤ教との共存呼びかけ バチカンが声明 (www.asahi.com 2010年10月24日18時59分)
 
 バチカンで開かれていた中東司教会議は23日、法王ベネディクト16世も出席した最終会合を開き、中東でキリスト教徒が存亡の危機にあることを世界に訴え、イスラムユダヤ教との共存を呼びかける声明を発表した。
 
 声明は、イスラエル占領下でキリスト教徒のパレスチナ人が移動の自由を奪われ、家屋を破壊されていることや、イラクキリスト教徒の殺害や教会への攻撃が続いているとした。そのうえで国際社会に対して、パレスチナではイスラエルとの2国家解決の実現を、イラクでは宗教や民族にかかわらず市民の安全が確保されるよう訴えた。