they don't know his religion

オバマ大統領はイスラム教徒?米の18%誤解 民間調査 (www.asahi.com 2010年8月20日19時4分)
 
 米国の民間調査機関ピュー・リサーチ・センターは19日、オバマ米大統領イスラム教徒だと誤解している人が18%にのぼる、との世論調査結果を発表した。就任直後の昨年3月は11%だった。イスラム世界との関係修復に力を入れる大統領に対する誤解が広がっているようだ。
 
 オバマ大統領は、ケニア出身の父親(故人)がイスラム教徒だが、本人はキリスト教徒。だが、この調査では、大統領がキリスト教徒であると答えた人は34%で、昨年3月に比べて14ポイントも減った。また、イスラム教徒と誤解する人の割合は、共和党支持者らオバマ大統領を支持しない層で高いという。
 
 オバマ大統領はテロ対策の一環として、イスラム世界との関係修復に力を入れており、昨年6月にはカイロでイスラム世界向けの演説もした。また、米国では、ニューヨークの同時多発テロ現場近くでのモスク建設計画に反対する世論が盛り上がっているが、オバマ大統領は13日、「地元の法令に従って、私有地に礼拝所を建設する権利がある」と計画に肯定的な発言をして、物議を醸している。