汝は「それ」である

 書原にて立川武蔵『はじめてのインド哲学』(講談社現代新書)を購入。
 
 三島由紀夫暁の寺』260ページほど読む。昭和16年のバンコック(本多47歳)から27年(同58歳)の日本まで。とりわけ第1部では小乗仏教唯識、マヌの法典、ヒンズー教(とりわけ聖地ベナレスの描写)、オルペウス教など、輪廻転生をめぐる考察が絢爛に展開され刺激的だ。
 

はじめてのインド哲学 (講談社現代新書)

はじめてのインド哲学 (講談社現代新書)