Sarah Vaughan with Clifford Brown / Lullaby of Birdland


 
 25歳の若さにして自動車事故でこの世を去った、モダン・ジャズ史上屈指のトランペッター、クリフォード・ブラウンマックス・ローチとのコンビによる演奏が有名だが、サラ・ボーンをヴォーカルに迎えた『サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン』一発目の「バードランドの子守歌」がこの季節には素晴らしい。ハービー・マンのフルートも何とも印象的だ。ブラウニーがもし早逝せず、演奏家として活躍し続けていたら、ジャズの歴史は大きく変わっていたかもしれない。